かごしま自然養鶏センター

ストレスのない放し飼いの鶏たちはふっくらツヤツヤした毛並みで健康そのもの。 3haの自然林の中で、夜のイノシシやタヌキにも注意しながら放し飼いにしています。 昼間は草や虫をついばみ砂浴びし、羽をのばしてひなたぼっこ。 日が暮れ始めると寝ぐらにちゃんと戻ります。 陽光の注ぐオープンな鶏舎で育つからストレスがなくぷっくりと弾力のある有精卵を産みます。 スープにしても肉料理にしても自然の旨味が生きています。

農場

3haの自然の中、自分たちで作った鶏舎とその周りにのんびり過ごす鶏たち。ストレスがかからない育て方をしています。 鶏の他にも犬や猫、時々鶏舎を壊すイノシシ、タヌキやキツネなどといった動物たちも現れます。採卵を一緒に行うのは、90歳が近い我が農園のグランドマザー。今でも背筋がまっすぐとしています。 採卵したたまごは洗浄した後、ひびの有無、大きさの統一など一つずつ検卵し合格したものを出荷します。

育てている鶏は、オスは白、メスは茶色というボリスブラウン。 野山を自由に散歩する鶏は健康的で、羽は柔らかく艶があります。 鶏に与える餌は、添加物を使わず、とうもろこし、酒粕の発酵、米ぬか、炭酸Ca、カキ殻、塩、魚粉などを自ら配合しています。鶏たちの健康はもちろん、たまごの味・においにも注意しながら調整してきたオリジナル配合です。 その他に畑で採れた野菜、野山の草をついばんだりします。

歩み いままでも、いまからも。

名古屋でビジネスコンピュータや業務用食器販売の営業をしており、91年に脱サラしました。いずれもノルマという数字に縛られ、不規則な毎日を送るストレス生活。

このままの生活でいいのだろうかと疑問を持っていたある日、妻の勧めで、購入していた平飼い養鶏のたまごを生産している農園に訪れることに。

そこで見たことに穂満社長は衝撃を受けました。
若者たちがログハウスなどの建物を自分たちで建てること。
化学肥料や農薬を使わない養鶏や農業、その野菜の美味しさ。
「こういう世界があるのだ」と今までとは全く違う人生観に感銘しました。

そこで育てられているひよこを見ているうちに「あ、実家も養鶏場をやっていた」と盛り上がったことも。
妻を説得し生まれ故郷の鹿児島へUターン。自然養鶏の農家さんから基礎を教わり、亡き父の藪で荒れたブロイラー施設の土地を自分で整備。やりたかった放し飼いの自然養鶏農場をスタートしました。

食べられるのに、市場には出せない規格外のたまごや鶏、育てた野菜をもったいないという思いから2000年に農家レストランほっとかんをオープン。鶏の処理は解体施設に頼むと他の鶏と混ざってしまうので、自分で鶏を解体できるよう保健所の許可を得て処理場も建てました。

いのちの根幹につながる食。それがどのように生産され、自分たちのもとに来たかはっきりとはわかりません。安心安全とは何か。その答えの一つとして自分たちで育て、処理し、調理する。いのちに寄り添って自分たちで最初から最後まで見届ける、そんな風に生きています。

有限会社かごしま自然養鶏センター
代表取締役 穂満 義隆
ホマン ヨシタカ

美山農園(約2000羽)
〒899-2431
鹿児島県日置市東市来町美山2528
TEL.FAX 099-274-6677

花水木農場(約1500羽)
鹿児島県日置市伊集院町大田